耳鳴りの治療に効果があるステロイドは使用する際に副作用のことも考慮しよう
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突然の耳鳴りから始まる難聴にはステロイドが治療に使われることが多くなっています。
ステロイドというのは私達の体の中に元々ある成分であり、治療にもよく使われるものです。
アレルギーにも効果があるということで広く使われているものでもあります。
突然の耳鳴りから始める、いわゆる突発性難聴と呼ばれる病気は未だに原因がよくわかっていない病気の一つで、その治療は長期間かかることも覚悟しなければなりません。
普通の耳鳴り程度ではなく、一日中ずっと耳鳴りが酷いのでうるさくて日常生活に支障がでるばかりではなく、睡眠障害も起きてしまう厄介な病気です。
この耳鳴りを軽減させる効果がステロイドにはあるということで使われていることが多いのです。
しかし、ステロイドはとても効果が強い薬であるため、副作用も覚悟しなければなりません。
副作用が色々とありますが、感染症に対する抵抗力が弱まるというのもその一つです。
私達は日々様々な感染症にかかるリスクにさらされていますが、抵抗力によってそれらの感染症から体が守られています。
その抵抗力が低下するということは、それだけ何らかの感染症にかかってしまう危険性が高まるということです。
また、それだけではなくステロイドには高血圧や糖尿病といった副作用も考えられますので使用には十分注意しなければなりません。
こういったことも踏まえ、耳鳴りに効果があるからといって安易にステロイドに頼るのではなく、どうしようもない時だけ使用することが大切です。
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