耳鳴りと噛み合わせの関係と治療法～歯と耳鳴りの関係・噛み合わせと耳鳴りは脳にも関係～
歯の噛み合わせが悪いと、耳鳴りや偏頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、顎の痛みの原因になることがあります。耳と頬の間あたりを手で押さえながら口を開閉すると、顎の骨が動くのを感じます。噛み合わせが悪いと、その骨が耳に影響した動きになってしまい、耳鳴りなどの症状を引き起こすことがあります。特に、年が経つにつれ、次第に奥歯の咬耗（すりへり）や、むし歯などによる歯の喪失などが起こってきますので、高齢になればなるほど、その危険性は高まります。
例えば総入歯を使用している方が、入れ歯をはずしたままでいると、歯の高さの分顎の動きが広がり、下顎の動きによってより耳に近い位置まで骨が動いてしまうことがあるのです。この影響が大きいと、耳鳴りだけではなく難聴などの症状にまで及ぶことがあると考えられています。そのため、入歯を長期間使い込んで磨り減ってしまい、高さが合わなくなっているものは新調することを勧められるのです。
また、歯をかみ締めることによって、脳への血流が促されるというようにも言われており、かみ合わせが悪いとその影響で偏頭痛、めまいの症状が出るというようにも言われるようになってきました。最近では、入歯は就寝中にも装着したままにしておくことを勧める歯科医が増えてきています。就寝中は誰でも多少は歯をかみ締めていて、その時に脳へたくさん血が流れ、物忘れや呆け防止に効果があると言われているのです。また、歯列の乱れ等の理由で歯の噛み合わせが悪いと、肩凝りや首の凝りなどのために緊張性の頭痛が起こることもあります。歯列の乱れが原因で、磨きにくい歯があると、虫歯や歯周病の原因となることもありますので注意が必要です。、このように、噛み合わせの悪さは口の中だけではなく全身の健康にまで影響があることが分かってきました。実は歯は咀嚼や歯軋りなどで少しずつ動いています。定期的に歯科医院で健診を受けることは、全身の健康管理にも繋がるというわけです。歯科医院さんでしたら歯列矯正等の治療法もあります。自分での治し方としてば、足を組む等の体のゆがみを生じさせるようなことは控えましょう。
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