トクトクという音の耳鳴りの原因と治療法〜血管性耳鳴りか女性なら更年期障害?〜

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 耳鳴りとは実際には音がしていないのに何かが聞こえるように感じる現象のことをいいます。
 耳鳴りはいくつかに分類されますが、「トクトク」と音がする耳鳴りは血管性耳鳴りの可能性と更年期障害が原因の耳鳴りが考えられます。
 血管性耳鳴りとは拍動(心臓の鼓動)に合わせて脈打つように聞こえる耳鳴りのことです。
 血管性耳鳴りであれば、原因の大半が血管を流れる血流の音なので脈拍と一致した一定のリズムで耳鳴りを感じます。
 これに対して、更年期障害が原因の耳鳴りは心理的ストレスと女性ホルモンの減少が関わっていると思われるくらいのことしか判明しておらず、詳細な原因は明らかにされていません。

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 血管性耳鳴りの原因としては耳の近くにある血管や、脳の毛間に生じた異常が考えられます。
 動静脈の奇形並びに耳又は頭部の腫瘍など重大な病気が隠れている可能性があるため、自分で判断せずに専門機関で診断を受ける方がいいでしょう。
 動脈硬化や血栓などの影響によって、血流が乱れていることが耳鳴りの症状につながることもあるようです。脳梗塞や脳内出血の初期症状としてあらわれることもありますので注意が必要です。 腫瘍や奇形などの病気が隠れている場合は検査によって発見し治療することができます。
 更年期障害であれば、ホルモン補充法という治療法も選択肢の一つとなるようです。
 しかし、検査しても異常がみつからないのに耳鳴りがするということもあります。
 この場合の原因は断定できないことが多いのですが、気になった時はまず専門医に相談するようにしましょう。

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